長年棲み続けている或る「庭」の現実からの直接・独自の考察・雑感。

2011年7月15日金曜日

柿の根

「地面下」 および 「柿の木」 のつづき)

2本ある柿の木のうち伸び過ぎている方を、今年はかなり思い切って剪定していた。枝というより幹のような太さのところからバッサリ切り落として、3分の2以下の高さにした。

ところが暫らくすると太い幹枝から直接芽が出てきてぐんぐん伸びる。。

凄い勢いである。

葉っぱの大きさも 剪定しなかった方の3倍はある。

切られた多大な部分に見合うだけの根を地下に持っていて、呼吸を取り戻そうとしているかのよう。

生垣の向こうは、アスファルト舗装の駐車場だというのに。


想像するに、かなり地下深いところまで根を張っていて、舗装下の広いエリアの土養分を2本の柿の木が独占的利用しているのかも知れない。




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この 暑さ日照り続きでも、小金井は地下の水脈が豊かであり

そこまで達していそうな根の深い樹木達は 元気にむしろ活発に葉を伸ばして活動しようとしている。

そうでないのは苦しそうである。


土の表面の水分もすぐに揮発してしまいそうな天気。




地上の樹木達の相似形に近いものが、上下反転して土の中に埋まっていて
同じように活動している。そんな様子が目に浮かぶ。


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科学的根拠のない勝手な妄想がどんどん広がるのであるが、

古代人だってそのような妄想を積み重ね、物語や神話を成していったのかもしれない。



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