或る庭からの思考

長年棲み続けている或る「庭」の現実からの直接・独自の考察・雑感。

2020年6月19日金曜日

6月19日 雫 - 無数の宇宙


今日も雨、テイカカズラに無数の雫(しずく)がたまる。



その一つ一つの中に周りを写し込んだ世界がある。




それぞれが完結した宇宙を封じ込め 離散している。

ちょっと角度を変えただけで 中の風景も動く。


2020年6月16日火曜日

6月16日 アジサイ- 花のなかの花


花瓶に活けてあったアジサイの下になにやら粒粒が落ちている。


よく花を見てみると、中心の丸いポチッとしたものが
花開いて極小の花のようになっていた。
これを見ると、周りの花弁のようだったものが
実は額だというのも頷ける気がする。

額アジサイの中央部のにも似ている。


この花が開いた途端、
この存在を知った途端、
ミニアチュールに潜む内密の無限性に引き込まれる。


2020年6月10日水曜日

6月10日 額アジサイ - 構成

額アジサイには特別魅力を感じて無かったが、
庭に根強く生えてくる。




しかし改めてよく見てみると不思議な花である。

と思ったら、元々はこの方が自生していた原種で
普通のアジサイは観賞用に装飾花ばかりにした園芸品種だそうだ。





普通のアジサイを散々見た後には面白く感じる。
実用と装飾、構成、
総合バランスの妙で非常に知的・構築的である。




2020年6月7日日曜日

6月7日 雨上がり





雨が上がった日曜日。
小金井公園には結構、人がいた。

分散して。

キャッチボール、フリスビー、
凧上げする人、バドミントンする人。

距離を保つような球技の練習。
工夫次第で色々ある











2020年6月1日月曜日

6月1日 アジサイ - 集合体

アジサイは、
一輪の花に見えるのは
小さな単位の集合体であり
その小さな花のような単位は実は額であり
中心のポチッとしたごく僅かな丸いのが花だという。



集合体知能のようである。

何輪も咲かせている一株が一個の生命体かどうかも怪しい。
挿し木もよく根付く。
そして離れていても同じ時期に同じように色ずく。
世の生命の大半が実はこうなのかも知れない。

人間は。。。






2020年5月31日日曜日

5月31日 紫陽花 - 非日常の日常


庭の紫陽花を切り取って部屋に飾る。
庭の息吹きが屋内に入り込む。

内は外になり、外は内になる。



結局 COVID-19 は二、三ヶ月で終わるものでは無かった。
これからも長らく続くものということで

新しい日常が始まるそうだ。
何かが反転したような気分である。


2020年5月23日土曜日

5月23日 薔薇 - ユートピア

50年越しのつるバラ、アーチは朽ちて廃墟じみているが、3年前から剪定の時期・仕方をよく調べ行ったら、今年、花だけは多数綺麗に咲いた。

つぼみと重なる何本かを切り取り、部屋に飾る。




甘い香りが庭から家の中にまで立ち込める。

内と外がつながる時。

バラの仕立てられた庭は 遥かなユートピアへ。







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