元気そうな家族の姿とともに、柿の実の写真が送られてきた。
ウチの庭の柿の種を持ち帰り、育てたそうである。
もうあれから、種から育ち柿がなるほどの年月が経つのか。
手入れを怠って荒んでいたウチの庭が気になっていたところに、
何か一瞬の救いのようなものを感じた。
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よく見ると
同じ遺伝子の柿が向こうでは、実よりも先に葉がきれいに色づいている。
日本的に感じるほどの紅葉である。
ウチの柿もそうなるかと待ってみたが、緑の葉の中で熟していって、葉は紅葉するかしないかのうちにすぐに落ちてしまうようである。
去年のブログをたどってみても「緑とのコントラストの強い朱色によって、その忘れていた存在を思い出す」とある。
4年前のを見ても、きれいには紅葉せずに葉が落ちてしまうみたいである。
夏の暑さと秋の涼しさの違いか、
朝と夕の温度差の違いか、
日照量か、湿度か?
同じ種でも、そこに埋込まれ何年もたつと、もう周りと切離せないものになるのか。
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