長年棲み続けている或る「庭」の現実からの直接・独自の考察・雑感。

2014年11月10日月曜日

再び、再び柿

2週間ほど前、ロンドン郊外に住んでいる姉から
元気そうな家族の姿とともに、柿の実の写真が送られてきた。

ウチの庭の柿の種を持ち帰り、育てたそうである。
もうあれから、種から育ち柿がなるほどの年月が経つのか。

手入れを怠って荒んでいたウチの庭が気になっていたところに、
何か一瞬の救いのようなものを感じた。

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よく見ると

同じ遺伝子の柿が向こうでは、実よりも先に葉がきれいに色づいている。

日本的に感じるほどの紅葉である。




ウチの柿もそうなるかと待ってみたが、緑の葉の中で熟していって、葉は紅葉するかしないかのうちにすぐに落ちてしまうようである。

去年のブログをたどってみても「緑とのコントラストの強い朱色によって、その忘れていた存在を思い出す」とある。

4年前のを見ても、きれいには紅葉せずに葉が落ちてしまうみたいである。




夏の暑さと秋の涼しさの違いか、
朝と夕の温度差の違いか、
日照量か、湿度か?


同じ種でも、そこに埋込まれ何年もたつと、もう周りと切離せないものになるのか。


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