長年棲み続けている或る「庭」の現実からの直接・独自の考察・雑感。

2014年4月7日月曜日

舞踊、桜に囲まれての

公園の桜、特に染井吉野がほぼ満開になり昨日一昨日は出店やステージなどが設置され、賑わっていた。

数年前までは、花見の頃はシートが広げられ埋め尽くされていた地面も今年あたりはそれがなく、芝やタマリュウなどの緑と桜の取り合せもなかなか綺麗であることに気付く。

ゴミの山も出てない。何かが変わってきたのだろうか。




ステージのほうからなにやらドドドドン、ドドドドンという音が聞こえてくるので見に行ってみると十人くらいの年配の女性陣が日本の舞踊のようなのを踊っていた。
太鼓の音は波の表現らしい。
数人づつ2列で舞い踊るしぐさによって、そこに海の空間が現れ出る。
家型を描く手付きは屋形船であろうか。

よく聞き取れない長唄のような節回しにのって、身体の動作から次々と空間が繰り出し広がるさまはなかなかのものである。

見慣れた定番ともいえる、ごく一般的な風情なのだが。

皆生き生きとして見えた。足腰を痛めそうもない動きなので年取ってもできそうな感じがするのが、日本的でもあるような気がする。




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