目の前の芙蓉の大木の枝振りを最近、少し変えた。
小枝を切り落し小鳥たちが入り込み易く、また停まり易いようにした。
四十雀がチュンチュンきてたが、ふと見ると
大きなキジ鳩が居座っている。他の小鳥は遠慮してしまう。
しかもこの鳩が、「写真に撮ってくれ」「ブログに書いてくれ」と言わんばかりに色んなポーズをとる。これ見よがしに。
最近のデジカメはいろいろ進化していて、広角から望遠まで広範囲可能、レンズも明るくなり開放で主役以外をボカスことも。
これには、ピントを正確に合わせなくてはならないのだが、網戸越しだとオートフォーカスがうまく合わない。網戸を空けると鳥が気付いて逃げる。マニュアルで合わすしかないのだが、カメラが小さ過ぎて操作しにくい。望遠でフラフラしながら小さな液晶上で拡大したり。
そしていざシャッターを切ろうとすると電子的な処理があるのか、微妙なタイムラグがある。
鳥の動きは速い。
やがて、そうこうするうちに動きが読めるようになってくる。
鳥の気持ちが分かってくるというか。
おそらく昔の人が獲物を狩るときなども、偶発的にも見える場の呼吸と一体となって全身の感覚を研ぎすまし、その一歩先を読んでいたのかもしれない。
などと夢想する。
長年棲み続けている或る「庭」の現実からの直接・独自の考察・雑感。
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