長年棲み続けている或る「庭」の現実からの直接・独自の考察・雑感。

2011年7月23日土曜日

高原にて

 台風は関東をよけて東へ消え抜ける。

21日朝方から、肌寒い。

すっかり秋深まったと言うよりも。

どこぞ避暑地 の高原で過ごしているかのよう。ここ三日間。




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庭の真ん中を大きくカラスアゲハが舞よぎる、かと思えば普通のアゲハチョウも。
ハタハタと目立つのだが容易には捉えられない。



十日ほど前に咲き終わった紫陽花を全て切り取ったつもりが、また新しく一つ二つ小さめに咲く。


そこへやや大きめのトンボが飛来し止まる。かなり近寄っても逃げない。

去年のとは違って虎柄で毛深いが、紫陽花とのコントラストは冴えている。








足下でピョンと飛び跳ねた、精霊バッタがいることにも気づく。


頭上では雀やメジロ・シジュウカラが、やたらせわしく鳴き交わす。
梅の枝にいる三羽のメジロは小さく、若鳥らしい。




妙な音に振り向くと、門扉の上でカワラ鳩が羽ばたき去った。

高原の涼しさも今日あたりまでだろうか。



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