様々な要因もあろうが、ある程度は直感でこのような場所を選んだのだと思う。
南側へは下り坂の多い地形が多摩川までとつづく、東へは都心方面へ緩やかに下がっていく。
北や西へはここから一息、平地がつづく。
北や西へはここから一息、平地がつづく。
20年くらい前までは天気の日に3階の屋上に登ると、遥か多摩川の向こうの遊園地の乗物などのある丘陵のシルエットがよく見渡せた。
今では地形を無視して、ほとんど覆い隠すように都市化がすすんだが、それでも大局的にはどこかにその影響が残っているのを感じる。
10年ぐらい前からか春になると花粉症とやらに悩ませられるようになった。
最近この季節、都でネット上に公表している花粉情報の飛散量地図をよく見る。
そして気付いたことがある。小金井あたりは花粉の濃度が高くなりにくい穴場になっている。
発生源は奥多摩、狭山、丹沢方面らしき。北西の風のときは寒くて発生しない。気温が上昇する南東の風のときはここまで飛んで来ない。都心はまた別の要因で高くなるみたいだ。
時間帯も朝夕の限られた時間だけである。
因果関係があるのかどうか分からないが。
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昔の人には自然に対する畏怖が、地形に対する直感があったに違いない。
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最近ふと、そう思った。
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