長年棲み続けている或る「庭」の現実からの直接・独自の考察・雑感。

2010年9月24日金曜日

展開する平面

気温が一挙に10度下がる。衣服を出して、重ね着する。



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芽や蕾のなかには凝縮された平面が隠されている。

小さく畳まれたままで、なるべく日の当たるところまで首を伸ばしてから

折り紙を開くように平面を効率よく伸ばして展開する。

それまでの時間を結実させて「開く」有様は感動的でもある。 




とりわけ日本は畳むものが多い。

折り紙、風呂敷、懐紙、着物、屏風、、、

人工衛星が太陽電池を畳んで宇宙空間まで行き、それを展開する技術は日本人の発案だと聞いた。

いまでもあの空彼方を飛んでいるのであろうか。


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