長年棲み続けている或る「庭」の現実からの直接・独自の考察・雑感。

2010年8月28日土曜日

ニラ・山椒・ヤブカラシ

昔は近くに植木屋兼業で花木を販売しているところがあってそこから取寄せて植えたりしていたが、其処が無くなり変わって少し遠くに出来たホームセンターで量産商品と同じ感覚で家庭菜園用植物が並ぶようになった。
それ以来なんとなく商品植物を買う気が薄れ、今度は急に、いつの間にか庭に自生したり、恐らく以前何かの時に植えたものが忘れているうちに繁殖しているものに興味をもつようになった。
韮(ニラ)は多分昔、種を蒔いたりしたことがあったのだろうが今では庭のあちこちに所構わず生え伸びてくる。これも雑草を取るときに躊躇して残してしまうのだが、食べるとなるとどう料理しても筋が固く、買ってくる野菜のようには噛み切れない。結局そのまま伸ばしっぱなしにしてると白い涼しげな花を咲かせる。


山椒もまた切らずにいたら大きめのしっかりした樹になってしまい、刺もあり厄介だ。隣地や道路との境目柵近辺にポツポツと離れて4本、結構な木なって残った。枝を切ってもまたそのゴミが刺だらけで痛く扱いにくい。葉や実は採るとスキッとしたいい香りがする。


夏場づうっとヤブカラシの蔓があらゆる木々にはびこる。
様々な植物にもかなりはっきりとイイモノとワルモノを心情的にも分けている
食べれそうなものなどは大体イイモノで他の植物にまとわりついて枯らしそうな蔓などはワルモノ、ヤブカラシなどはその最たるもの。それに気付いているのかとてつもなく早く盛んに生え伸びる。

しかしこうやって写真を撮るようになってみると、モーチフとしてはなかなかいいプロポーションをしている。昔は憎くて仕様がなかったものだが。







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