コンポストは発酵熱でかなり暖かくなる。
そのためヤブ蚊が寄り集まって来るようになる。
やがて、いつのまにか
そのヤブ蚊を捕ろうと、周り中に蜘蛛の巣が張り巡らされる。
軽やかなレースのカーテン幕が幾重にも幾重にも。
一大スペスタクル歌劇の 天上界を表す雲間のように見事なものである。
雨露に飾られたものなどは特に。
このように美しいもの(半分、気の持ちようかも知れぬ)であの憎っくき薮蚊どもをスンナリ捕えるとは。
堆肥の管理は数日毎にするのだが、その度毎にそれらを、破いて通り抜ける事になる。
人通りのある所にヤブ蚊は飛び交い、そこに蜘蛛が網を張るので仕方が無い。
でも翌日には新しく、綺麗繊細この上無く、手入れし直してある。
いたく感心させられる。
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長年棲み続けている或る「庭」の現実からの直接・独自の考察・雑感。
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