年末から1月上旬、寒く乾燥した日が続く。
楓の葉も大分落ち果てたの頃、やや太めの枝を数カ所ノコギリで切り取る。
落葉直後(水が枝先から土へ逆流する)、この短い期間しか太枝は切れないそうだ。
小枝ばかり切り取っても直ぐに徒長枝が伸びて密集してしまう。
夏場に自然な形で風通し良くなるように、どこをどう切り取るか
数日前から良く見定め、勘案する。
入り組んでいて複雑だ。
切り取った太枝は小枝を伴い大きな塊だが、
例によって整理し束ねると適度にまとまる。
枝振りにはその因子が潜在している。
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1月23日、久し振りに1日だけ雨少し。
地面に敷き詰められた楓の葉は、もう1ヶ月以上茶色く枯れくすんでいたが
しっとりとした雨に濡れると、なんとまた鮮やかな赤が蘇ってきた。
冷たい雨の暖かく感じる。
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回収された枝木や落ち葉は 堆肥や土にするという。
CO2を吸収しては大地に帰し、深く眠るのだ。
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