長年棲み続けている或る「庭」の現実からの直接・独自の考察・雑感。

2011年8月24日水曜日

コンポストから


この夏、コンポスト容器なるものを庭の片隅に据えた。

堆肥は時間がかかるのがもどかしいが夏場は 分解発酵が速いという、また枝木雑草ゴミが 多量に出る。食べカス生ゴミにも虫が来る。

330ℓ 布製、組み立てみるとかなり大きい。蓋はあるが底は無い。

20cmほど地中に埋め込み、自然に土から入って来る様々な雑菌微生物を分解に利用するという。

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そうか、様々な雑菌や養分が大地で繋がっているのか。何処までも何処までも。

微生物は土を伝って行き来し、遥か遠くの地まで作用を及ぼし合っているのだろうか。




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数日後、 こんどは上空から落ちてきた鳥の糞らしきが 蓋についていた。


以前から気になっていたが。

庭に生えてる芙蓉の木、桑の木、赤芽柏その他数種の植物は、植えた覚えがなく自生したもの。何処からきたのか?

程近い公園あたりの森林にも同じような植物が生え、鳥類が飛び交い虫が鳴く。 モグラ塚も同じ時期によく見る 。


土の中をつたって、空から、風に乗って、様々なものが行き交っているのか。


生命の大きな源のようなものが、あの広く密生した森の奥深くから絶えず発生し、何らかのかたちでこの庭に息している気がしてならない。


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