9月初旬、お盆過ぎに切り詰めた庭のアカメガシワをさらに切り詰める。
夏場一杯 直ぐに伸びてきて繁殖してしまうので、かなり詰めている。
ふと見ると、葉の裏に沢山の蝉の脱け殻が付いている。
ここ2週間のうちに這い出たらしい。
小さくした木に、所狭しと場所を争うようにして。
一枚の葉に何匹もついているのもある。
こんな木でも 役に立っていたのか。
9月下旬になって、
半年前にケヤキの大樹などバッサリ無くなっていた玉川上水の堤を見てみる。
そこには早くもアカメガシワがびっしりと生え繁っている。
その下の木陰をかつてのごとく、秘めやかに水が流れていた。