乾いている時には一様に見えた落ち葉
さして目を引かなかった地面
くすんでほとんど差異がないかに見えていた微妙な色合いが
雨に濡れ、埃を洗われるとともに水気によって鮮やかさを増し
それぞれの色合いを引立たせる。
烏の濡れ羽色ならぬ、紅葉の濡れ葉色ともいうべきか
特にいくつもの種類が偶発的に混在した様相は美しい
排他的な趣味からはおそらく出て来ないであろう
意外な取り合せに気付き、様々な効果を発見する。
すみからすみまで、そしてどこまでも
単一のものではありえない
現実の空間は
・・・・・・
落ち葉は死んでいるのであろうか
土になっていくということは
そしてそれがまた他の何かになっていくということは
・・・・・・・
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